歯科重合用光照射器は、主に以下の2つのタイプに分けられます。
ハンドヘルド型光重合用照射器（ワイヤレス光照射器）:
これは、手に持って使用するタイプの光照射器で、ワイヤレスで動作します。一般的には、バッテリー駆動であり、充電が可能です。ハンドヘルド型光照射器は、患者の口腔内でのアクセスと操作性を向上させるために使用されます。また、光ガイドを介して光を伝達することができるため、照射箇所へのアクセスが容易で、操作が簡単です。
「写真の由来：歯科1秒硬化ワイヤレスLED光重合照射器 7レンズ付き 2500MW/c㎡」
ユニットマウント型光重合器（コード付き光照射器）:
これは、歯科ユニットに取り付けられた光照射器で、光照射器自体がユニットに統合されています。ユニットマウント型光照射器は、通常、電源をユニットから供給されるため、電源コードが光照射器に接続されています。このタイプの光照射器は、診療室内での固定的な配置に適しており、連続的な使用が可能です。また、光強度や照射時間の調整が可能なモデルもあります。
「写真の由来：Refine Swan 歯科無線LED光照射器 波長385nm-515nm」
これらの光照射器は、歯科の充填材やセラミックの重合、接着剤の硬化など、多くの治療プロセスで使用されます。適切な光照射器の選択は、治療の品質と効率に重要な影響を与えるため、歯科医師や歯科技工士は、特定の治療目的や材料に最適な光照射器を選択する必要があります。
